バイオマス発電事業におけるパーム油調達の⾃主的な取組みについて 1.バイオマス発電 当社グループの合同会社アポロ(以下「アポロ」)では、バイオマス発電所(出⼒合計 29.4MW )を茨城県に建設予定です。 当該発電所は、固定価格買取制度(以下「 FIT 制度」)に認定されています。 アポロのバイオマス発電所は、パーム油を燃料とするもので年間約 6 万トンを利⽤する予定です。 2. FIT 制度に基づく事業計画策定ガイドライン 近年、パーム農園開発やパーム油⽣産において、森林破壊や⼈権侵害等の問題との関連性が指摘されています。 ガイドライン(バイオマス発電)では、発電事業者に対し、バイオマス燃料の持続可能性の確保に関する⾃主的取組を⾃社ホームページで開 ⽰することとされています。 アポロは、持続可能性を確保したパーム油調達を⽬的として、以下の⾃主的取組⽅針のもと活動を⾏っていきます。 3.⾃主的な取組みについての⽅針 (1)アポロは、資源の制約や地球温暖化などの環境問題、⽣物多様性の劣化、⼈権問題など、持続可能な開発におけるリスクを認識し、持続可 能な燃料の調達に取り組みます。事業が⾃然資本に依存していることを認識し、パーム油の調達に関しては現地の森林破壊ゼロを⽀持しま す。 ① 農園およびサプライヤーが、RSPO(※1 ) の原則と基準に合致していることを確認します。 ② 現地の森林破壊ゼロを確認します。 ③ 現地のトレーサビリティを確保します。 RSPO ・パーム農園・サプライヤー・専⾨家および第三者機関など、さまざまなステークホルダーと連携します。 (2)アポロは、持続可能性の確保に関する⾃主的取組として、契約先の商社および調達元の現地サプライヤーと協⼒し、 RSPO など持続可能性基 準に適合したパーム油のみを使⽤します。 パーム農園 搾油工場 パーム農園 精製工場 輸出商社 輸入商社 発電所 パーム油サプライヤーチェーン 契約商社管理 現地サプライヤー管理 (2) パーム農園 アポロは、以下の現地のパーム農園と上記のサプライチェーン管理にのっとり契約します。(※2 ) ※1. Roundtable on Sustainable Palm Oil (持続可能なパーム油のための円卓会議) 国際的な認証制度で、 7 つの環境関係団体が設⽴した⾮営利組織です。世界各地で⾏われているパーム油の⽣産が、熱帯林の保全やそこ に⽣息する⽣物の多様性、森林に依存する⼈々の暮らしに悪影響を及ぼさないよう持続可能なパーム油の⽣産と利⽤を促進することを⽬的 としています。 RSPO の認証を受けたパーム油は、公正な労働条件、地域住⺠の⼟地と地権の保護、原⽣林の伐採禁⽌、プランテーション内 の野⽣⽣物の保護などをクリアしている事を第三者機関で確認・認証していることを⽰しており、⽇本でも FIT 制度の適⽤条件としています。 ※2 . 現時点での予定している農園は、現地サプライヤーとの契約上の守秘義務により、本サイトには、⾮掲載としています。 なお、所轄の経済産業省に届出しております。 4.上記の⽅針に対する具体的な考え⽅と流れ (1)パーム油のトレーサビリティ アポロは、燃料となるパーム油の調達契約を商社と締結します。燃料は、契約商社により⽣産国から輸入されバイオマス発電所の燃料タン クまで運搬、供給されます。契約商社は、当社取組⽅針に従い調達元となる現地サプライヤーと契約し、 RSPO など持続可能性基準に適 合したパーム油のみ調達します。各工程でのトレーサビリティ管理は第三者認証制度が定めるサプライチェーン管理の⼿法を⽤いて管理さ れ、アポロはこれを証明する管理番号を管理します。